施設開所の経緯
長々とダラダラと書いてしまいますが……
ざっくりとした内容です 自分は中学の半分以上を学校に行っていない不登校児でした。
理由は色々あります。 一つあげるとすれば、学校が嫌いでした!
小学校でも色々あり何とか通っていましたが、やはり好きではなかったです。
不登校なのに何故? 中学校とは別にクラブチームで野球をしていました。
クラブチームも学校へ行かなくなったことで試合に出られなくなり、練習に行かなくなった時期もありましたが、何とか続ける事が出来ました。 最後はクラブチームの代表に無理を言って高校を探してもらい、受験対策勉強をして何とか高校へ行くことが出来ました。
高校は県外に行き、寮生活です。 親元を離れたい気もあり、かなりの決断でした。
案の定最初はホームシックになり、帰りたい、学校行きたくない…という気持ちがかなりありましたが、 自分は何でここに来たんだ?と考えた時に 自分自身を騙し騙し続ける事を決めました。 選手としては怪我や実力もあり、最後の1年はマネージャーをしましたが、最終的に卒業出来ました。 何より出会った指導者や先輩、同級生、後輩に恵まれた事が続けられた要因です。
学校嫌いの自分が続けてきた野球で良い指導者、先生に出会えた事がやりきれたという事実です。 今でも時間があれば監督、コーチには会いに行きます。 それくらい恵まれました。
大学は附属校だった事もあり、内部進学。 ゼミでは幼児体育やアダプテッド・スポーツ(障害者スポーツ)を学びました。 これもまた、自分の人生において大きな学びとなる時間でした。
初めての就職は保育園や学童に行き、体育講師として器械体操や運動遊びを指導してきました。 これが「えすぴー」の原点でもあります。
結婚と子どもにも恵まれたタイミングで転職を決意。 営業職に飛び込むも続かず… 児童発達支援の運動療育をやっていた施設に転職しました。 そこでも体育講師としての経験を活かし、楽しく活動をしていましたが、残念な事に事業撤退に…… またまた営業職へ……も続かず……… また児童発達支援の分野に! ここからは転々と違う会社に勤め、色んな良し悪しを見てきました。
そして直近の約2年勤務した会社が更に自分の視野を広げてくれました。 「こうしなきゃ」と肩肘張って頑張っていた自分でしたが「ありのままを受入れましょう」によって、これまで難しく考えていたこともシンプルに考えて行動するだけでこれほどまでに視野が広がり、対応も緩やかにする事が出来るのかと凄い発見と勉強をさせてもらいました。
そんな中、高校時代の友人との食事をしている時にお互いの今後について話をしていました。
そこから「やっちゃうか」の一言ですぐに動き始めたのが2023年9月。
そこから急ピッチで動き、12月に登記し晴れて『株式会社笑仲理』が設立出来ました。 それから物件探したり、書類作成したり、採用かけたりとほぼ一人で仕事をしながら動き続け、3月にやっと指定取得し『運動発達支援えすぴー』が完成しました。
それが4月1日からの事業開始までの経緯です。
学校嫌いや会社嫌い そもそも形にハマる事が苦手な自分だからこそ 周りの目よりも勉強よりも自分の経験してきたことが一番だと思ったからこそ 野球という運動があったからこそ 今の自分がいるんだ! それこそが今伝えたい事です。
困っている人、迷っている人 それもまた経験です。 色々経験して色々学んだからこそ、こうして施設を作る事が出来ました。 まだまだ勉強は足りません。経験は足りません。 それも自分のやりたい事が見つかった今だからこそ楽しんで出来るんです。
そう、この施設のコンセプトは 「自由に楽しむこと」 あれがこれがと言うよりも あれもこれもを経験する事で学べる施設にしたいんです。
普段の幼稚園や保育園、自宅で出来ないことも経験して欲しいんです。
小学校へ行ったとき、体育で出来ない、周りの目が気になるを少しでも軽減するために、今器具を楽しんでもらいたいんです。
技が出来るのが全てではないですよね?
技の練習を繰り返す事で出来ないことへのストレスを感じるよりも器具を使って遊ぶ事で身体の可動域が広がった方が良くないですか?
ボディーバランス、ボディーイメージが高まった方が良くないですか?
だから、跳び箱を滑り台にしたり、鉄棒をブランコにしたり、平均台で木登りしたりと危険は高まる事も施設で安全確保をするので、ぜひやってもらいたいんです。
そんな「自由」の中から何がが生まれる事ってワクワクしませんか?
皆さんも子どもの時、そんな気持ちありませんでしたか? じゃあ子どもにもその経験の場を与えていきましょう! 子どもの笑顔って幸せですよね。 イライラしてた気持ちも忘れられますよね。 子どもたちの笑顔をもっと増やしていきましょう。 お父さん、お母さんも自然と笑顔になりますよ!
笑→笑顔 仲→仲間 理→理解しあう それこそが社名に込めた意味です。